2019-12-15

仲間と共に働く素晴らしさを知ってほしい

チーム医療とは、一人の患者に対して様々な専門職同士が互いに連携しながらケアを行っていくことを指す言葉です。
医療技術が高度化・多様化する中、一人の担当医のみでは総合的な判断が難しくなってきたことから、普及していくようになりました。

チーム医療では医師や看護師以外にもソーシャルワーカーや管理栄養士といった多職種が関わり、患者の意志を尊重しながら生活の質の向上のために取り組みます。
患者自身やその家族も、チームの一員として数えられることが多いです。
例えば、がん患者に対しては栄養管理チーム、リハビリテーションチーム、緩和ケアチームなどの複数のチームが作られ、それぞれの専門スキルを発揮しながら治療を行っていきます。

チーム医療において看護師は、診察の補助、患者の世話や精神面のケアを行うことが主な役割です。
例えば緩和ケアチームでは、患者や家族と一緒に自分らしく過ごすために必要なケアを考え、身体的な苦痛を和らげます。
リハビリテーションチームの看護師は、体調の変化を観察して他職種の方へ情報を伝えたり、積極的にリハビリに取り組むために心理面の変化にも対応したり、観察力が求められる場面も多いです。

認定看護師や専門看護師といった専門技術を持つ看護師は、深い知識をもとに患者の療養生活における相談に乗り、患者と医者を結ぶ役割も引き受けます。
退院後の療養生活を支援するための訪問看護師なども存在しており、チーム医療の中で看護師は様々な場で活躍しています。